私たちの文明社会は自然のポテンシャル(具えている働き)を見失いかけています。
そこでいま、自然のポテンシャルを素直に見直すことによって、最も自然の理にかなった、永続的ないのちの流れを探りたいと考えました。
その一つとして、冬の新月期に合わせた伐採法で優れた木材を得る方法は、森林保全や地球環境の改善に大きな可能性を孕んでいます。13年前から私たちは日本の樹木で実験研究を行い、新月伐採した木材は現在の常識や想像を上回る高品位の性質を具えていることが分ってきました。
その効果は、
1)森林の成長サイクルより長く使える木材の確保。
2)美しくて生命力のある森林の育成。
3)そこから導かれる森林文化の活性化と健康に満ちた生活。
となって表れるでしょう。このようなヴィジ
ョンで、私たちは真の公共性をめざし「暮らしのイノベーションと環境保全」の事業を続けています。